ギブス固定だけが治療だと思っていた!打撲、骨折、肋間神経痛でお困りの方はリメイク整体・整骨・鍼灸院へ
打撲による肋間神経痛に対する鍼灸筋光線療法
水越俊幸(リメイク整骨院)
患者情報
患者: 40代男性
現病歴:
2024年10月20日に自宅で転倒し、左TH8、TH9、TH10領域の脊柱筋、肋骨後面を強打。呼吸困難になる程の打撲痛。家庭用光線機器を使用し患部に3001−4008で30分照射を3日続けたところ症状が軽減し痛みがほぼ消失。10日後の10月30日に打撲痛がほぼ治っていたことからゴルフにラウンドに行ったが、最初のスイングから痛みが走り、その後痛みが増強、受傷2週間頃から横向きで寝れない、寝返りができない程の痛みが打撲部ではなく、浮遊肋骨部や肋骨前面に痛みが移動。そのまま無理をして仕事を続けていると更に痛みが増強したことから痛みの場所を考え、2024年11月10日、肋骨骨折や遅発性の脾臓損傷も考え整形外科を受診。レントゲンやエコー検査で骨折も内臓損傷も診られないことから、肋間神経痛、肋骨間の筋膜損傷と診断され、当院を受診。
既往歴:
なし
投薬歴:
なし
臨床所見
打撲部位の圧痛はあるが著名ではなく、体幹の側屈時と回旋時に肋骨への痛み増強、肋軟骨部圧迫時に痛み増強
施術内容
2024年11月11日
鍼治療:
3番1寸6分の鍼を使用し、胸椎多裂筋を中心に施術。
光線療法:
カーボン3001-4008を用い、足底、腰部、背部に各10分間(集光なし)また、鍼を刺入した部位にも2光線を使用し同時に光線を照射した。
2024年11月13日
前回に比べやや症状が改善していたため
前回と同様の場所に施術
2024年11月15日
前回に比べ症状が少しは改善するも大きな変化がないため、痛みを訴えていない、側腹部、領域、腹斜筋、腰方形筋に対して鍼治療を追加その後劇的に痛みが減少し、寝返りもできるように
まとめ
今回の症例は家庭用光線治療機器で症状が一度改善され、その後油断してゴルフや仕事を無理して行ったために症状が悪化した症例である。患者の訴える打撲部位や打撲部位の神経的に繋がるであろう肋骨前面、肋間部に痛みが出ていたため肋骨損傷による骨挫傷か肋骨間の筋膜部の損傷だと当初は考えていた。しかし、結果は患者の痛みを訴える部位ではなく、側腹部による刺鍼で劇的に症状が改善したのは、ゴルフや仕事での動きが打撲からの損傷で過収縮した筋肉を更に収縮させてしまって起こった症状で、その過収縮を起こした筋肉の関連痛が本当の原因だったという症例だった。臨床でよくあることだが、患者、脳は痛みを誤認することが多く、問診で受傷原因や運動検査、圧痛の場所等をしっかり聴取することは勿論のこと、臨床経験が多くないと痛みの原因には辿り着くのは難しいと改めて思いました。
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地元大阪高槻市で開業15年、患者様の声多数 & 高評価の口コミ
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