そのバネ指、あきらめていませんか?整体・整骨・鍼灸の高槻市駅から徒歩4分のリメイク整骨院
施術例
70代 女性
症状:右手を握った後、手を開こうとした時に中指が曲がったままで固定される
治療対象筋:総指伸筋
使用カーボン:3001 ー 5000
画像はインターネットより転載
最近、はり仕事をすることが多く、以前から手指の強張りを感じていたが、右手を握った後、手を開こうとした時に中指が曲がったままで固定されたために治療に来院。
標準整形外科学にて腱鞘炎とは
腱鞘構造を有する部位で腱自体の肥厚、腱鞘滑膜の肥厚などが原因となって腱の円滑な活動が支障される状態である。
屈筋腱の腱鞘炎で、とくにMP関節手掌側にある靭帯性腱鞘で生じる腱鞘炎で腱の通過障害を生じPIP関節の屈伸で弾発現象がみられると、バネ指と呼ぶ。改善しない場合は腱鞘切開術の適応である。
と記載され、手術が適応になる方も少なくありません。
「使いすぎによる腱(筋肉)と腱鞘の間の機械的な摩擦による炎症」
が患部で生じています。
刀(腱、筋肉)と刀をしまう鞘(さや)(腱鞘)に例えれば、
痛みが出ている状態は
刀がボロボロになり、凹凸やサビにより上手に鞘に収まらなくなった状態です。
無理やり収めようとしても滑りが悪く、刀が鞘に入りません。
体でも同様で、筋肉を使いすぎると硬くなり、浮腫が起こります。浮腫が起こることで腱(筋肉)が腱鞘をスムーズに通れず、痛みが起こる。このことを腱鞘炎と言います。
手術ではこの締め付けを起こす腱鞘の部分を切開することで症状を改善する方法です。
しかし、
筋肉は使いすぎると筋硬結ができ、血流障害が起こり腫れます。
腕全体が腫れることで通常では負荷のかからない腱鞘の部分に摩擦がかかり、痛みが出てしまうのです。
今回の患者様の場合、はり仕事(衣服やカバンの修繕)による過度の使用により
腕の筋肉、特に
「総指伸筋」
「長・短橈側手根伸筋」
などに症状が出現していたのではないかと考え施術を行いました。
治療後は弾発もなく指の曲げ伸ばが滑らかに出来るようになりました。
当院では筋肉治療であるMT-MPS(筋性疼痛症候に対する手技療法)を用い的確に筋硬結を取り除きます。
使いすぎなどで出来た、腕の周囲の筋硬結に対し、的確に治療を行うことで柔らかい、良い状態の筋肉に作り直し、血液循環不全を改善しすることで繰り返す手首周囲の症状を改善させます。
参考文献
筋臨床運動学 講義ノート
著者 小林 紘二
標準整形外科学
監修 中村利孝 松野丈夫 ほか
もうあきらめていたその痛み、その辛さ。
鍼灸筋光線療法にアプローチを変えてみませんか?
副院長 鍼灸師 池田 龍一
リメイク整骨院
大阪府高槻市城北町1-5-12-1F
TEL:072-674-8739
HP:http://re-make-seikotuin.com
Instagram:https://www.instagram.com/re.make.seikotsuin/
口コミやスタッフ情報はこちらから!